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住吉神社、楽水園 ー福岡市博多区ー

2022.03.25

こんにちは  建築部 宮部です。

現在従事している現場の住吉地域には、筑前國一之宮「住吉神社」があります。
住吉神社には、現場の「地鎮祭」を執り行っていただきました。
    

歴史は1,800年以上前に遡り、全国にある住吉神社の中でも、最初の神社と云われています。
  
社殿は「住吉造」と云われていて、神社建築史上最古の特殊な様式だそうです。
国の重要文化財に指定されています。
    

住吉神社は相撲の神としても広く尊崇され、日本相撲協会の公式行事として、九州場所前に横綱の土俵入りも開催されています。
季節を通しての行事として、子供の健やかな成長と無病息災を願う赤ちゃんの土俵入りや地域の少年相撲なども行われています。
  
建立されている〖古代力士像〗は、手のシワの形が《力》という漢字に見える事から
その手に触れると力がもらえると云われるパワースポットとなっています。
    

このあたりは中世の終わりころまで博多湾が湾入していたそうで、神社内に掲示されている古図にも表れていました。
  

住吉神社横には、明治時代に建てられた博多商家の別荘を改築した日本庭園「楽水園」があります。
  
楽水園を囲んでいる壁は「博多べい」と呼ばれています。
豊臣秀吉による博多町割の際に、戦災からの復興を願い、戦火で焼けた石や瓦を土の中に塗り込んだ、博多独特の文様が目を引く塀です。
    
※「博多べい」は、櫛田神社内にもあるそうです。

これから 桜・新緑の季節です。
博多の街を散策するのもいいですね。

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